長期海外派遣研究員制度

神奈川歯科大学長期海外派遣研究員制度について

神奈川歯科大学の専任の教職員を海外に派遣して歯学に関する学術研究、教育研修又は教育事情を研究調査し、本学における研究、教育の発展に資することができる幹部候補を養成することを目的とする制度です。

派遣員には、必要な費用を支給します。費用については細則で定められており、派遣期間中の給与は、基本給、調整手当、扶養手当、住宅手当及び賞与とします。支度金は、渡航費300万円(滞在費を含む)です。

平成30年度 長期海外派遣研究員(紹介)

神奈川歯科大学 口腔科学講座 佐々木 悠 先生

ニューヨーク州立大学バッファロー校はニューヨーク州の北西部、カナダのナイアガラ郡と近接した場所に設立しています。ニューヨーク州立大学群のうち最大規模の研究大学で、ノースキャンパス・サウスキャンパス・ダウンタウンキャンパスと3つのキャンパスに13の学部があります。私の在籍するサウスキャンパスの歯学部には7つの講座が存在し、その中の口腔生物学講座に所属しています。私の研究室には教授を含め6名のスタッフが日々研究を進めています。

Abbott Hall
サウスキャンパスの正面にある建物で、図書館が併設されています。
Foster Hall
正面の建物が私の在籍する口腔生物学講座のFoster Hallで、右側の建物が歯学部と附属病院の Square Hall です。この2つの建物は地下で繋がっています。
実験風景
実際の実験風景です。
ナイアガラの滝
大学から車で30分。アメリカ側から見たナイアガラの滝。カナダの街並みが見えています。

神奈川歯科大学 口腔科学講座 猿田 樹理 先生

アメリカ研究留学記@UCLA

猿田樹理先生は、2017年5月より、神奈川歯科大学長期海外派遣制度を活用してカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(UCLA)歯学部に留学しています。UCLAは全米でもトップレベルの総合大学であり、キャンパス内を移動するにもシャトルバスが必要なほど広大で、4万人以上の学生が勉学に励んでいます。また、世界有数の研究所がいくつもあることで有名であり、様々な分野の研究者とも交流ができる大変恵まれた研究環境です。猿田先生は、そのような素晴らしい環境で、日々研究に勤しんでおります。

UCLA歯学部と歯学部付属病院
歯学部付属病院は地上3階から地下2階の病院となり、歯学部は附属病院と併設しており、地上7階から地下2階の建物となっています。私は、UCLA歯学部の地下2階にあるThe Weintraub Center for Reconstructive Biotechnologyに在籍しております。
ラボの風景
The Weintraub Center for Reconstructive Biotechnologyの研究室の写真です。研究室は広く、様々な実験機器や器具が揃っています。研究を行う上で、非常に恵まれた環境で、日々の仕事を行っております。
実験風景


普段の実験風景です。